自分らしい生き方のコツ

自分らしく生きるのには、コツがいるのです。

猫の話

2ヶ月くらい探して探して

やっとお迎えすることにして

それからさらに1ヶ月待った猫様が

とうとう家にやってきた。

 

「モナ(子)」と名付けた。

 

モナは、ブリティッシュショートヘアと言う種族。

もうすぐ9ヶ月の女の子だ。

 

ブリティッシュショートヘア(ブリショ)は「ガチむち」と言う呼び名がぴったりの骨太で筋肉質で、さらに丸顔のぽちゃっとしたフォルムが特徴だそうだ。

 

不思議の国のアリスに出てくる

チシャ猫のモデルだとも言われる。

 

アリスインワンダーランドのチシャ猫。

 

 

モナさんは女の子なのでそこまでではないと思うが

男の子は「確かに・・・」と言わせるフォルムだ。

以下をご覧いただきた。

 

 

お父さんの「忍にん」くん




父方の祖父「一松」くん

 

母方の祖父「エクスカリバー」くん

写真はすべて、ブリーダー様からお借りしております。

 

みんなどえん・・(かわいい)

 

チシャ猫の大きな口は

二重顎の部分なのではないかと思った次第だが、どうだろうか。

 

なんでもいいが、可愛すぎる。。。。

どえんガチむち系統の猫がお好きな方

素晴らしいブリーダーさんご紹介できますよーっ。ってことで。

 

 

さてさて、私ごとではあるが

猫や犬がいつもそばにいる生活をしてが

血統がわかる猫を飼うのは初めてのことだ。

 

いつも捨て猫や保護猫と暮らしてきたからだ。

 

その分、複数の猫を見送ってきた。

病気で苦しんだ子も数匹いて、かなり辛かった。

さらに昨年は、苦しい時常に一緒にいてくれた16歳の犬を見送った。

 

あまりの悲しみにもうペットは飼わない、と

夫と二人で決心したはずだったのだが。。。

 

 

2月頃から、もう一度猫を買おうか、、、と言う話に

なぜか、本当になぜか、そう言う気持ちになっていて。

 

保護猫を譲ってもらおうと

県内外の譲渡会を探して出かけたり

保護カフェで癒されたりと家族探しに動いていたのだが

どうも、いつもとなんとなく「違う」のだ。

 

感覚的に「違う」と言うのも、もちろんあるけれど

今回は保護猫を譲ってもらう時の

あれこれな条件になぜか引っ掛かってしまうのだ。

 

まず大きな問題は年齢でアウト、と言うやつ。

私は50代なんだけれど夫は70歳。

それを伝えると、断られたりした。

 

こうした譲渡条件に引っ掛かっただけじゃなくて

心に引っかかりが起こり続けた。

 

例えば、中には家族構成だけじゃなく、年収まで聞かれたり

家の中を色々見せてくださるところじゃないと、とか

かなりプライバシー侵害なことを言われたりしてかなり気持ちが冷めた。

 

いや、わかるんだよ?

保護猫初めてじゃないし。

でもなんか、引っ掛かっちゃったんだ。

そこまで必要か?とか、めんどくせーとか。

 

もちろん、年齢とか全く問題ないですよ〜というところもあった。

うちの近所の保護団体で、常識範囲内の譲渡条件で。

そこでピンときた猫ちゃんがいたんだけど

1日違いでトライアルに行っちゃったり。。。

 

なんだか、歯車がうまく噛み合ってない感じというか。

 

これは猫を飼うのは運命に反対されているんではないかと思って

ちょっと悲しくなってたりした



私は「人生の主役は私ではない」と言う世界観で生きている。

またそれを本にしてお伝えしようと奮闘しているわけなので

自分達がいくら「欲しい」と思っても、手に入らないことも当然あると受け止めている。

 

今回の「猫」の件も、そんな感じなのかなーと思い始めていた時。

「保護猫以外にも、猫はいる」と夫が言い出した。

 

あ。。。

そうだよね。

 

ずっと長い間

動物をペットショップで購入することに抵抗があったし

ブリーダーもやばいところがあると知ってるから、保護猫にしか興味がなかった。

 

しかし、今回はどうやら保護猫に縁がついてないのは間違いない。

購入するかどうかは横に置いておいて

とにかく、かわいい猫を見ると言うことで

子猫ブリーダーのサイトを毎日猫を見てニヤニヤしてた。

 

ちなみにこのサイトがとてもわかりやすかった。

 

血統のわかる猫と保護猫に違いがあるとすれば

将来の「見た目」と「大きさ」がしっかりわかること、と

「病気」のリスクが理解しやすく、そしてかなり少ないと言うこと。

(ただし真面なブリーダーに限る)

 

モナと住み始めて感じているリアルな違いは

「人馴れ」していることと「飢えていない」ので

しゃー!と威嚇することも、拾い食いや盗み食いすることもなく

初日ケージで3時間籠城しただけで、あとはスルッと家族になれたことだ。

(あ、9ヶ月というジュニア期に入っていることもあると思う)

 

もちろん個体差はあるけれど

基本的に保護猫は慣れるのに時間がかかったり、食い意地が張ってたりするので、一緒に暮らすには根気と、小さいことを気にしないおおらかさが必要だったりする。

 

 

話が横道に逸れたが(逸れたのか?)

 

とにかく今回はどうやら血統がわかる純血種の猫に縁付いたわけだ。

 

それもペットショップではなく、ブリーダーから譲ってもらうと言う、今までの自分達では考えられない縁だった。

 

3ヶ月ほどの短い期間ではあったが

ブリーダーには、いい悪いを含めていろんなところがあることを知った。

 

今回は、70歳になる夫が

「責任を取れる最後の猫になるからね」と言うことで、彼中心に種族や系統を決めた。

 

猫も20年生きる時代だ。

夫が90歳まで生きる計算になる。

本当に最後だわ(笑)

 

生き物と家族になると言うことは

そこに責任が発生するのは当然のことだ。

それがどんなことかを考えないで購入したりすると、問題になったりすることもあるのだ。

ジモティとか見てみると「飼えなくなったのでもらってくれ」と言う血統書つきの高価なネコも意外とたくさんいる。

 

それが全部悪いと言うつもりはない。

人それぞれ、いろんな事情があるんだろうし、保健所へ持ち込むことを思えば、まだマシな飼い主だと思う。

 

ただ、飼えなくなるような事情ができた時に「その後、その子をどうするか」までを考えておきたいなと思うのだ。

 

うちも私たちが死んだり病に倒れたりして、モナのお世話ができなくなった時が来たとしたら頼むと娘にお願いしている。

もちろん、モナの一生にかかるお金を渡せるように準備している。

 

何が言いたいかというと

生き物を家族にするなら、色々考えたり準備したり覚悟したりする必要があると言うことだ・・・多分。

 

私たち人間もいつ何があるかわからない生き物だ。

どれだけ準備していても、覚悟していても、そうならない時もあるだろう。

 

その時はその時だ。

できる限りの思いつく限りのことをしたら、あとは天に任せるだけだ。

 

そう言うことだ。

 

 

と言うことで

私のインスタは、猫だらけになりそうだ。

(始めたばかりなのでよくわかってないが)

 

ペットについてたくさん学んだ。

この情報も少しシェアしていきたいと思う。

 

 

 

最後になってしまったけど

モナは9ヶ月までブリーダーの元で暮らしていた。

俗に言う「売れ残り」の年齢だ。

 

が、売れ残ったと言うよりは

ブリーダーさんが「残ってもいいか」と思って

あまり押してなかったのもあるらしい。

 

これも実はいろんな裏話があるのだが

またの機会にしようと思う。